転職スタートガイド

転職について

「転職したいけど、何からすればいいの?」

「そもそもどんなところに転職したいか、自分でも分からない」

先日友人より転職を考えている、ということで上記のような相談を受けました。

右も左も分からない。そんな状態でした。

私にとっては当たり前の知識・経験が、友人にとっては有益なアドバイスに繋がったようで、「もしかしたら多くの人も悩んでいて、自分の知識で誰かの役に立てるかもしれない」と考え、本記事を番外編として投稿させていただきます。

「何をそんな当たり前なことを、、、。」と思うような内容もあるかもしれませんが、温かい目でご覧いただき、少しでも参考になれば幸いです。

※主に中途転職に関する情報です。新卒や第二新卒の方はあまり該当しません※

なぜ転職をするのか

まずは当たり前のようですが、とても重要な「転職理由」に触れたいと思います。ここの深堀が浅いと、「転職軸」がぶれて一貫性のない支離滅裂な理由になってしまいますので、しっかりと振り返ってみましょう。

  • ワークライフバランスを整えたい
  • もっと自己成長をしたい、そんな環境に身を置きたい
  • 年収を上げたい
  • 人間関係を改善したい

よく聞く上記のような代表的転職理由。

これは転職理由ではなく、「ただのきっかけ」です。

例えば、よく聞くワークライフバランス。ワークライフバランスを整えることがゴールになってしまうと、転職してその環境に身を置くことによって、目的が叶えられてしまいます。もう一歩先の、ワークライフバランスを整え、整えた後に何をしたいか、そこまで明確に考えている人は意外にも少ないです。

原理原則、転職は手段で、目的はその後の自己実現です。将来ビジョンに対してのギャップがある。現職ではそれを叶えられない。抱いているギャップを解消し、夢を叶える。そのための転職なのです。重要なので再度お伝えしますが、転職はあくまで「手段」でしかありません。

なぜあなたは残業時間を減らしたいのでしょうか。なぜあなたは成長したいと思うのでしょうか。なぜあなたは年収を上げたいのでしょうか。2歩、3歩先まで掘り下げてみましょう。

【補足】

あまりにも現職が過酷で、単純に疲れている、休みを増やしたい、という「条件」が「目的」となっている方も一定数いらっしゃいます。そんな方は、もう一方「ポジティブな転職理由」も持っておくと良いです。仕事においてのやりがいが何かを振り返り、そのやりがいを活かすこと、やりがいに感じるスキルをどう伸ばす(伸ばしたい)かなど、一度考えてみましょう。

ここで重要なのは、決して本心ではないのに理由を企業向けに作り込むことです。自分自身が本当に感じていないことを転職理由として作り込むと、どこかで矛盾が生じ、深掘った質問を受けた際答えられなくなってしまいますので注意しましょう。

「やりたいこと」と「出来ること」を明確に分ける

「よし、転職を動機まで深ぼることが出来た。面接では自分の思いを目一杯伝えるぞ」

少し待ってくだいさ。一度踏み止まりましょう。

「やりたいこと」「出来ること」は明確に切り分けましょう。当たり前のように聞こえるかもしれませんが、意外にこの2つを混同している方が多くいらっしゃいます。

企業が求める本質は「企業が抱えている課題をクリアし、利益貢献してもらうこと」です。

特に30代の多くの方が、「自己成長」という前向きな姿勢をお持ちで素晴らしいですが(私も転職時それ一本で考えいていました)、自分のwantばかりを主張しては、企業側も採用はしてくれません。面接は営業です。しっかり自分を売り込みましょう。

明確なスキルや能力を伝えるために

「自分に出来ることを考えよう。自分は与えられた予算を100%達成した。それをPRしよう」

それって本当に凄いことなのでしょうか。予算設定が低かった可能性はないですか?10人いて10人が達成、他の方は120%達成ではありませんか?

実績を伝える際には、下記の2点を忘れずに伝えましょう。

■「相対評価」

■「実績を上げるための自信の工夫及び背景・課題」

例:予算達成100%→何名営業が在籍しており、内何名が達成→作対比達成率はどうなのか→達成した際、どのような状態でどのような課題があったのか→自身に課せられたミッションはなんだったのか→自身だけが工夫したことは何か→それは本社から降りてきたことをそのまま実行しただけではないかetc…..

いかがでしょうか。実績や評価はあくまで現職からあなたに対する評価です。面接をする企業は、はじめましてのあなたが凄いのかどうか書類上でしか把握していません。誰にでも分かるような、相対的、かつ丁寧な説明を心がけましょう。

採用する(企業)目線でブラッシュアップ

準備が整ったら一度採用側目線に立ち、自身の動機や出来ることを見直してみましょう。中途における採用は、即戦力・自社の課題をクリアしていただける可能性を感じられるか。この点がとても重要です。

企業もボランティアではありません。年収という大金を支払い、あなたを迎え入れます。

  • 志望動機が、自己主張ばかりになっていませんか
  • やりたいことばかりではなく、出来ることを伝えられていますか
  • 誰が聞いても伝わりやすい内容になってますか
  • 自分を売り込むという姿勢で臨むことが出来てますか

面接は、「自分という商品」を「企業にPRする場」です。何度も壁打ちし、入念な準備を行いましょう。

【補足②】

準備を怠ってほしくないため、やや強めな表現も交えさせていただきましたが、面接は「あなたが企業を評価」する場でもあり、そこに優劣はなく対等な関係です。転職は「ライフスタイル」にも関わる重要な選択です。こんなはずじゃなかった、とならないためにも、確認すべきことはしっかりと確認しましょう。

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